Bob Dylan:AF盤SACD Bob Dylan's Greatest Hits Vol. II

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USから3週間かかって到着。
けっこうラフなパッケージングだったけれど無傷でよかった。^^

今回も御大がStephen Marsh Masteringでマスタリング。
ソースは、このベスト盤のマスターではなく、各曲それぞれのオリジナルアナログマスター。
収録時間としては(CD層であっても)1枚にぎりぎり収まりそうな長さではあるものの、2枚組のハイブリッドSACD仕様。

到着後、さっそくながらDisk1の7曲目"My Back Pages"を再生。
出だしのアコギの音からして生音感が印象的。
ディランの声もより自然な印象。

ただし曲の後半、かなりトーンがトレブルになる。
こんなだったかなと思い、USアナログ盤(Stereo)(2nd matrix)を聞いてみた。
すると実はこっちのアナログ盤の方がトレブリーだった。

この曲、昔からなぜかずっと気に入っていたが、改めて歌詞を読むと、かつての観念に縛られていた己との決別の表明であることがよくわかる。(というか、まあ、そういう解釈が成り立つのかなと。)

そう思って我が身を振り返り、そしてまた思う。
Ah, but I was so much older then
I'm younger than that now
と。