Doors：45rpm L.A. Woman

個人的にはBeatlesリマスターLPと同じかそれ以上に気になるAPのドーズ、いや日本でならドアーズのリマスター・シリーズ。

これまたDHLで中２日で到着。

ジャケは分厚いコート紙のようで、艶のあるこの感触、手触り感がなんともいい感じ。
DOORSの文字のみ、エンボス加工。なので盛り上がっている。

見開きジャケの内側は全面イエローで、左側が例の電柱張り付けのイラストというか写真、右側に全曲の歌詞。
インナーはなくて、レコはQRPの半透明袋に収納。

レーベルはご覧の通り、オリジナル初回盤の濃いめの色彩を踏襲。
曲構成は、ABCD面に３曲、２曲、３曲、２曲。

音の方は、ご存知の通り、ダグ・サックスのアナログ・マスタリング、かつチューブカットで、当然オリジナル・アナログ・マスターテープ使用で200gのQRPプレス。

45回転で音のリアリティがここまで向上するとはね、凄い。
DCC盤のこのタイトルもかなり凄いが、これもかなり凄い。
音の本物感があまりにあるため、逆に解像度重視の音に聞こえてしまうくらいな感じ。

一方で、あえていえば、１曲目の外周の音と、より内側の曲の音のフィデリティの変化率が、33回転盤より大きいような気がするのだがどうだろう。

これ以外の５タイトルも欲しいところだが、海外でも価格が上昇してしまったのでどうするか。
SACDもでることだし。

まあともかく、全Doorsファン必携、としておきたい。
DCC盤と比較すらしたくないと思わせるレコです。