Stevie Wonder;ようやく入手。AF盤Innervisions

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3000枚限定プレスと告知されているAF盤、ようやく届きました。

ようやくというのは、つまり、2月に予約を入れておいたのに4月5日前後の発売日を過ぎて、配送予定日を迎えても届かず、配送日変更で届け予定日が1カ月後、というのでは「予約」の意味がないですよね、という話。予約したの2月ですよ、日本のamazonさん? amazon USには発売日に入荷されていたし、他社の日本のオンラインショップにも入っているのにこのていたらくはどうなのかと。なので結局、別のベンダーから入手しました。

それはいいとして、肝心の音について。

5回くらい聞き通した感想としてですが、これはいいんじゃないでしょうか。

ケビン・グレイのHDCDマスタリングらしい音というか、音の雑味が取り払われたすっきり感のある音像のように思います。削られて音が細くなっているわけではなくて、それぞれの音のデフィニションが明確になっているというか。

ホフマン掲示板ではMFSL盤との比較でいうと、トップエンドとボトムエンドはMFSL盤の方が良いようです。
ただ、MFSL盤は真のオリジナルマスターテープを使用できたらしいですから、AF盤にはそういうハンデはあるのかなと。

HDTracksの24/96も良いですが、AF盤と比べると当然ハイレゾな音で、印象比較はなかなか難しいかな。SHM-SACDは未入手なので分かりませんが、24/96はゲットしておいてもいいかなというのが個人的感想。
IPアドレスをリダイレクトするサイトを経由すると、日本からもPayPal利用でDLできます)

●限定枚数について
どうやら最近のAudio Fidelityはどのタイトルも初回は多くても3000枚程度のプレスの模様。
そして実際の売れ行きに応じて追加プレスする場合もある、ということらしいです。
なのでAFのサイトでOut of Stockになっても、しばらくすると入荷することがあり、実際、Carly Simon、Billy JoelPhil Collinsは再プレスされていたり。

(そして表示がRetiredになったら、もう在庫もなし、再プレスもなし、で終わり)

なので今回のInnervisionsの「3000枚」というプレス数は、AF盤としては普通といえば普通なのかなと。
ただしAF側が事前にそうアナウンスしたがために、地元アメリカではかなりの早さで売れている印象。

ちなみに私の盤の限定No.は500番台でした。

●インデックスの位置
Golden Ladyのイントロとも言えるピアノが、今回のインデックスの区切り方としては、Living for the Cityのポストリュードというか最後のアウトロ扱いになっています。

すくなくとも過去の紙ジャケ盤では、そのピアノソロはGolden Ladyのイントロ扱い。つまりトラック4を選択すると、ピアノソロからスタートですが今回はピアノソロの直後、バンド演奏が始まる所からスタートします。

(追記)
TamlaレーベルのKendunプレス盤LPで確認しました。
曲を区別する音溝の切り方(通常なら無音の音溝。この盤は曲間なしなので無音ではないですが)を見ると、やはりピアノソロはGolden Ladyのイントロ扱いですね。

ダブマスター使用のはずなので、テープのつなぎ目がそこにあったというわけではないと思うのですが謎です。まあケビン・グレイ・マスタリングの場合、そういう変なことがたびたびあるので気にしないでおきましょう。(-_-;