Keith Jarrett:Koln Concert 24/96 from HDTracksを聴いてみた。

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年明けから24/192のDL販売もスタートなど、なにかと話題のHDTracks。
昨年末にはキース・ジャレットのKoln Concertの24/96が発売になったので、まずはこれをゲットしてみた。

ダウンロードはHDTracks専用のダウンローダーを通じて行う。
最初にブックレットのpdfが落ちて来て、続いて1曲毎のダウンロードがスタート。
(しかしメタル回線の調子が思わしくなく、ダウンロードに半日かかってしまった! 泣)

データはflac
flacの音質についてはいろいろ議論があるようですが、とりあえずここではそれには触れない。
で、flacをxldでwavに変換。
これを過日ここでも取り上げたBurnで焼いてDVD-Aディスクにした。

ついでにブックレットのpdf掲載のジャケ写を利用して、上のようなMo-Fiもどきのジャケを作ってみた。w

●肝心のデータ
トラック4をaudacityで開いた結果がこれ↓。

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ご覧の通り、16k辺りにノイズが入っている模様。
とはいえ、聴いている分には特に障害は感じない。

海外のhifi系の掲示板をのぞいてみたら、20kでの明確なトリミングがないので、これは正真正銘ハイレゾであろうと。

これを見る限り、ピアノは以外に高周波成分が少ないことになる。意外だけど。(いやでも録音機材による?)

●聴いてみた印象
これは明らかにCDよりいいね。
音の伸びやかさが違う。スムーズにすーっと伸び切っている感じがする。

また、奥行き感、実態感もこのハイレゾの方が上。

(ちなみに再生はユニバーサルプレーヤー)

ただし新たな問題も浮上。
DVD-Aはデータ容量が膨大な分、プレーヤーで読み込む際の回転数が通常のCDより多くなるそうで、それ由来の回転系ノイズが多めになる。

私が使っているプレーヤーのノイズ対策レベルでは、(特に曲の静かな部分で)それがちょっと目立つ印象。

となれば、やはりネットワークオーディオ方面に行くべきか、ということになるのですけど、それもまたいろいろあって悩ましいところ。うーむ。

蛇足ながら、HDTracksのデータに関しては、今の所、少し慎重な姿勢であれこれ情報を分析してから購入した方がいいかな、と思います。