Beatles:MFSLに使ったのは本当のマスターテープ

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えーと、今まで私がネットで読んだ限りでは、Beatlesのモービル盤に使用されたのは、マスターテープのコピーのコピーみたいな話でしたが……。

今更ながら、そうじゃない、と。モービル盤に使われたのは、正真正銘のマスターテープだった、と。
1タイトル当たり100万ドルの保険をかけて担当者が手荷物で(もちろん飛行機で)運んだそうな。

で、上の写真のラバーソウルですが、これ用のマスタリング中、ミッシェルのイントロ部分のテープが崩壊したらしい。バラバラになってしまったテープを担当エンジニアのStan Rickerが手作業で修復したので、とりあえず大丈夫、っておい。いや~、この話もまたやばい。

そう思って聞いてみると、確かにミッシェルのイントロの音が一瞬へたっているようにも聞こえる。プラシボか?

今度のリマスターにもそのマスターテープが使われるのか??

また、マスタリング時のEQ処理では特定の周波数帯を5db上げるという大技も行ったとか。
ただしあるタイトルのみ、マスターテープを使っていないそう。歴史的な流れを考えれば、どのタイトルかはすぐにわかるが。

しかし……、このレコード、売っぱらわなくて良かった!