Paul McCartney: Tug of War Remixed Vinyl edition

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(後ろのジャケはオリジナルUK盤)

世代的にはこの辺からがリアルタイム。
どのレコ屋に行っても"Take it away"の12インチ盤がディスプレイされていたな~。あのジャケ写は微妙だった。。。

で、オリジナルはデジタルミックスで、音的にそれゆえの不満なり批判なりがあったということでいいんでしょうか。
今回、リミックスとなり、個人的にはその辺も購入の動機付けに。

リミックスで難しいのは、やはりオリジナルに耳なじみがある場合はどうしても違和感を覚えてしまうという点。

"Tug of War"のストリングスのインパクトが弱めになったのは残念。
その後のエコバニやらU2やらの“暴力的ストリングス”のさきがけのような効果的な響きが心地よかったのだが、リミックスではそれが抑制されている印象。

あと全体的にボーカルにリバーブが追加されてますかね。
“あの頃”の想いにひたりたいかのように。
特に"Here, Today"で顕著。
これは現時点ですでにオリジナルのほうがいいかなと。

デジタルっぽい音の薄さ、シャリシャリ感はまあ言われてみれば解消されたようにも思えるが、その判断はもうすこし聞き込んで音の印象を自分の中に作ってからにしたい。