Doors: Get It On収録のLight My Fireはリミックス?
<<*GetItOnヴァージョンは再生速度を修正している。リミックス盤も修正済み>>
それでもヘッドフォンで聞いてみると、すぐにヴォーカルのリヴァーヴ量の違いに気付く。
オリジナルではリヴァーヴにどっぷり浸かっており、ヴォーカルの奥行きが深く、音の輪郭がより不鮮明。"Come on baby light my fire"でヴォーカルがダブルになるところを聞くと、音のにじみ具合が顕著。
オリジナルではリヴァーヴにどっぷり浸かっており、ヴォーカルの奥行きが深く、音の輪郭がより不鮮明。"Come on baby light my fire"でヴォーカルがダブルになるところを聞くと、音のにじみ具合が顕著。
対してリミックスではリヴァーヴ量が少なめで、ヴォーカルはかなりドライ。従って輪郭が明確。
ダブルの部分もにじみ感は極小。
ダブルの部分もにじみ感は極小。
またリミックスでは全体的にリヴァーヴ量が抑えられているため、ベース音の輪郭が明確で押し出し感が顕著。
特に今回のヴァージョンでは、ベースのスタッカートがはっきりくっきり。あまりに明瞭で、このスタッカートには初めて意識が向いた。
特に今回のヴァージョンでは、ベースのスタッカートがはっきりくっきり。あまりに明瞭で、このスタッカートには初めて意識が向いた。
更に、これは気のせいかもしれないが、間奏のギターの出だしの定位が、オリジナルではキーボードとまったく同じ、リミックスではややキーボードの外側にあるように聞こえる。
●結論……
ということで、GetItOnヴァージョンはリミックスであると個人的には判断した。
ということで、GetItOnヴァージョンはリミックスであると個人的には判断した。
本当にそうなのか疑念は残るが、まあどのみち速度修正しており、オリジナルLPの印象とはその時点で既に違うわけですし、これはこれでいいのかなということにしておきたい。