Kings of Leon / Youth and Young Manhood

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Bought in April, 2007

なぜ彼らのデビュー当初にこれを買わなかったのか、一聴してわかった。

やはりこの段階ではまだ青いというか、大いなる可能性は確かに感じるものの、まだ勢いで作ってしまっているところが多い。率直に言うならば、Pearl Jam風な曲やはたまたGuns'n'Roses的なメロやLed Zeppelinを思わせるリフもあって、「ほんとに本物なのかな?」と思わずにはいられなかったりする。

それにしても、ブルーズ、カントリー、ロック、といろいろな要素が混濁していて、確かにその後の飛躍を予感させる要素は満載。
"California Waiting"を軸とした中盤以降の展開は聞かせる。

この段階でその後の成長を見通したかのような日本盤ライナーノーツの文章(坂本麻理子氏筆)には恐れ入った。「日本盤にお金を払った価値があったな」と、久々にそう思わせるライナーだった。