Joni Mitchell: 2 pressing plants for the Reprise Years
US盤とEU盤があるのはまあよくあることでしょうけれども、今回はスタンパーが共通だそう。BGマスタリングということなので、その後、USでプレーティングして、スタンパーまで複数制作。その一部をOptimal(Germany)が使用し、EU盤をプレスしたということでいいのかな。(ただし、discog情報ではdead waxの情報が異なると。となるとBGは少なくとも2回カットした? ま、discog情報ですが。)
で、Michaelさんが両方のボックスを比較。で、RTIの方が音質がよいと。つまりUS盤の方がよいと。
ここで、話すこしずれます。
掲示板を見たら、キャプチャしたサンプル音源が。
比較しているのは、
Canyon: BG vs CB
Blue: BG vs SHKG
CBとSHKGは手元にあるので特徴は耳馴染んでいる。
で聞いてみたが、
Canyon: BG > CB
Blue: BG < SHKG
かな。
CBは前から気になっていたのだがピアノの音に難がある。芯のある音としてこちらにストライクしてこない。今回のGBの方がベター。
Blue BGはSHKGと比べると、左チャンネルの弦の定位が空間的。宙に浮いているような音像。また、ヴォーカルの輪郭が背景に沈み込んでいる。比較すると、ですが。Hoffmanが言っていたが、こうやって比較してみると、「ジョニのヴォーカルに焦点を当てたマスタリングをした」ということがなんだか理解できる。そういうことかと。
なので、希望としては、バラ売りプリーズ。笑
Canyonは実際のvinylを聞いてみたい。RTIプレス盤で。
Blueはだいたいわかったのでいいかな。
ちなみに外箱の厚みがけっこう違うんですね。US盤の方が分厚い。ただし、それぞれのアルバムのジャケットはEU盤もしっかりと厚みのある作り。で、掲示板含め言われているのが、ジャケットの作りがタイトすぎて一度取り出したらインナーがもうスムーズに入らないと。笑