Fuji Rock Festival 27 July 2012 - Stone Roses!

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クルマで日帰り。

朝7時に出て、午前4時前に帰宅。帰りは関越の途中で激しい雷雨にたたられた。進行方向の向こうの深夜の闇に稲妻が光るのを何度も見ながら「ああ、Thunder Road……」と。

今回行ったのはStone Roses再結成を目撃するため。
その目的は達成したのでその点に関しては言うことはない。

パフォーマンスについては、どうだろな、なんとも言えない感じ。

直前にRed Marqueeで見たOCSが最高だった分、聴覚がやられてその後のRosesでは高音域をしっかりキャッチできていなかった可能性が高いような……。

その上で敢えて言えば、Rosesの演奏にはキレが足りなかったかなと思う。

なんというか、4人全員とてもがんばっていたのは伝わってきたが、しかしそれは各人それぞれが昔の自分たちの姿に追い付こうと懸命になっているがんばりというか。“今”を切り裂いて、“これから”に踏み出して行く、そういった現在性に欠けていたというか。

演奏曲目は1stメイン。
なのだが、要はジョンのギタープレーが結局は解散時点でのプレーの延長なんだよね。

だからバントの音楽性としては、一旦降りたところからその続きが始まっているわけで、それなのに演奏しているのはそれ以前の曲という、そういう歪みがそのまま見えるステージ。

だから個人的には“Fools Gold”後半の超長いインプロは、あまり楽しめなかった。
途中から同じことの繰り返しみたいになっていたし、なによりジョンのギターに“黒さ”がないのが問題。

いつだったか、「ジョンはジミヘンになれるはずだったのに、ジミページになっちゃった」みたいなことを読んだが、まあ、そういうこと。

ただし、全然だめだったかと言うと、そいういうわけでもない。が、新作出すなどして現在進行形のバンドのモードをはやいとこ確立しないと、次はないかなと。




あでもイアンのあのパーカー(?)は欲しいかもとちょっと思った。笑