B. Springsteen:古い方がいい! Born to RunのCD音質比較

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再び図書館から借りてきた。今度はBorn to Runの初期盤。(初回盤ではない)
手持ちの2種と比較した。

1 25DP 5242(上 借りてきたブツ):32DPと同マスタリング。35DPは別マスタリング。
2 SRCS 8983(右下 紙ジャケ)
3 30th Anniversay Edition(左下 ボックスセットから)

いやはや、、、このアルバム聞いてこんなに共鳴できたのは何年ぶりか? っていうくらい25DP盤はいいね。夜の帳が降りた中にたたずむブルースの姿が目に浮かぶような空気感。十代の頃、レコード聞いて思い描いていた光景が久しぶりに蘇ってきた(泣)。

一方で2はしょっぱなのThunder Roadからしてsibilantな音が耳に痛い。曲の途中でストップだなこりゃ。

3はBob Ludwigのリマスタリング。2よりはs音が立っていないが、ん~、やっぱり各パートが前面に出過ぎか。特にボーカルが。このアルバムの混然としたまとまり感がなくなり、分離したそれぞれのパートが主張しあう感じで、溶け合っていない。要素の磨き込みはいいが、それだと音楽としての意味性が損なわれるんだよなぁ。

【追記:2014年2月14日】
例の掲示板でもこれのマスタリング見分けが2~3年にわたり進行中。
ブルースの声を基準にすると、25DP<35DP<DIDPという順番。上には上があるようじゃのぅ。おれの涙を返せ。w



●Born to Runの音質
Born to Runといえば、イントロというか冒頭のドラムのドコドコドコドコという籠った音が特徴。
それが30th Anniversary盤ではダダダダダダダダ!とえらい明瞭になり、「うひゃ、ずいぶん変わったなぁ」という印象だった。

と思っていたのに、25DPを聞いてみたら、実はこれもドコドコではなく、ダダダダ!ではないか!


そこで、LPを聞いてみた。

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うはっ、やっぱりこっちの方がいい。1よりもいい。ミッドレンジの厚みが違う。

で、肝心のBorn to Runは、いやはや、やっぱりダダダダ!だった。
うーむ、もしかして元々そうだったのかと思ってクレジットを見たら、これはUK盤だった。
思い起こしてみると、たぶん90年代前半に買った盤のはず。
ただしバーコードはないし、たしかオリジナルと言われて買ったような。。。

で、ジャケ裏を見てみると、、、

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ありゃ、JOHN LANDAUじゃん、これ……。(正しくはJON)
となると初回盤? US盤ならちょっとしたお値打ち盤だが……。

うーむ、結局、ドコドコとダダダダに関しては、なんだかすっきり結論がだせなかった。
確認するにはUSオリジナル盤を聞いてみるしかあるまい。

(おまけ↓)