Doors:7 LP Box Setその後 代替品とボーナスシングル

イメージ 1

Rhinoから昨年(延期に次ぐ延期の末ようやく)リリースされたDoorsの7枚組LPボックスセット。だいぶ前の記事で書いた通り、品質に問題があり過ぎてリコールになったあのセットの代替品の配送がやっと完了しつつある模様。

今年に入ってからようやくジャケットの代替品が配送されはじめ、そして先月末からレコードそのもの及びお詫びのボーナスシングルの配送が始まったらしい。アメリカではFedexで配送となっているようだが、海外はどうなっているのかはわからない。ちなみに私もあまりのトラブルの多さに嫌気が差して購入を見送ったので、日本で買った人への対応がどうなっているのかはわからない。

ジャケットはレコード番号の誤植やズレが訂正された他、Waiting for the Sunのレコは内側から入れるオリジナルの方式になった。Morrison Hotelのジャケは、オリジナル通りざらつき感のある紙質になった。インナーの天地が逆印刷されていたのも修正された、と。

レコードはだいぶノイズが軽減されたらしく、特に酷かった1stのモノ盤も良好らしい。これはちょっと欲しいかも。当初はバラ売りを予想する声もあったし、個人的にもそれを期待していたが、まあこれだけトラブっちゃったら無理でしょう。

それからお詫びのボーナスシングルは、デザインがUSプロモ盤仕様。A面がLight My Fireのモノ短縮バージョンでB面がステレオバージョン(未確認だがたぶんロングバージョン)。これもちょっと欲しいかも。当初はイエロー盤になるとかいう噂も聞いた気がするが、上の写真を見る限り、普通の黒盤だね。

アメリカの購入者によれば、特にレシートを提示する必要もなく、とにかくRhinoに苦情メールを送った人に代替品が送られてきているそうだ。太っ腹というかアメリカらしいというか、何のための商売なのか、なんだかよくわからない状況ではある。

なお、Rhinoへの交換申請は既に2月末で締め切られている。
ということで、今日本のレコ屋店頭にあるこれのボックスセットを買うときは要注意。
ヨーロッパからの報告によれば、修正版に入れ替え済みのボックスも売っているらしいが。