Beatles:『Recording the Beatles』ようやく到着!

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大型本『Recording the Beatles』がようやく到着。
注文したのは去年の秋だったような……。
配達は郵便局だった。

これはビートルズの録音に使用した機材(マイク、コンソール、テープデッキ、エフェクター、etc.)とスタジオと人員とテクニックの全てをほぼ完璧に網羅し、各々を詳細に解説した本。

前半に収録された録音に使用したハードウエアに関する情報は、ここまでやるかというくらい細かく、情報のアーカイブ化に対する姿勢が日本人のそれとは決定的に違うことを実感させられる。

届いたばかりでまだあまり読んでいないが、いやはや、想像以上に圧倒的な内容でなんとも言葉では形容し難い。凄すぎ。

後半の5分の2が実際のビートルズのレコーディングの具体的なプロセスの解説になっていて、やはりこの部分に一番興味を引かれる。上の写真2枚目は、最近あちこちで語られているHelp!モノバージョンのボーカルに関する推測と解説。物理的可能性から考えると、これがほぼ正解なんでしょう。リマスター前のDVDがどこかにあるはずなので、改めて見てみるかな~。