Led Zeppelin;新刊『レッド・ツェッペリン オーラル・ヒストリー』

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今年はゼップの『聖なる館』40周年記念の年ですね。
昨年から御大がリマスター盤の作業を進めているとあちこちで発言してますが、6月くらいからその成果が恐らくはデラックス盤的な形で登場するとか。まずはファースト、そしてセカンドからとどこかから噂が……。

と、そういう節目のタイミングでゼップのクロニクル登場です。
題して、『レッド・ツェッペリン オーラル・ヒストリー』。(2013年3月30日発売 シンコーミュージック刊)

オーラルということで、つまりはメンバーやマネージャーやローディーやグルーピーや、その他とにかくありとあらゆる(?)関係者、たとえばジェフ・ベックやクリス・ドレヤやマイケル・デ・バレスやポール・ロジャースにマギー・ベル、マリアンヌ・フェイスフル、マルコム・マクラーレン、ミッキー・モスト、アレクシス・コーナー、ジョン・レンボーン、ロイ・ハーパー、グリン・ジョンズ、その他大勢のコメントのみでゼップの大河ドラマが語られていく、という内容。

ジミーの子ども時代から始まって、最後はO2アリーナやアリソン・クラウスとのロバートのツアーを終えたあたりまでを網羅してますが、頁数でいうと550ページを超えてます。

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レアめなフォトも多数収録。(カラー写真もあり)
本文の内容と関連した写真なので、読みながら眺めるとまたいろいろと想像できますね。

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装丁も、ゼップらしいキリっとした美しい仕上がり。素晴らしいです。


翻訳作業には2.5カ月、数度の校正に1カ月かかりました。
長編の翻訳の最中はいつもその中を生きている感じになるんですよね。
こうしてできあがってきた本を見ると、一言では言い表せない何かとても感慨深い気持ちになります。