J. Mayall... with Eric Clapton:SHM-SACDとLPで音質比較! 結果は……

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ようやくしっかり聞く時間が取れたので、上の3枚を比較。

まずは紙ジャケCD。
これは1998年、Jon Astleyリマスターの音源を使用。
例によってコンプのかかった音です。

次にSHM-SACD
だんだんこのシリーズのクオリティに慣れてきて、初めてAja/SHM-SACDを聞いた時のような衝撃がなくなってきているんですが、やはり、音像のナチュラルさ、質感は圧倒的に上です。

比較すると、CDの音はどうしても薄さが感じられる。それにコンプかけて迫力だけ2倍増し、みたいな印象。実際、ボリュームレベルはCDの方が上。

続いて、ステレオUK盤LPと比較。
これはラッカーナンバーが両面とも-W1の(恐らく)初期プレス。1969年発売。

いやはや、これは意外でした。
SACDより、断然いいです。
1曲目から音像の実在感が違う。こっちの方がリアル。
LPの外周だからかなと思い、B面のSteppin' Outも比較。
ギターの音が違うのがすぐに分かる。音が太い。奥行き感もある。中~低音域もLPの方が豊穣。

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SACDのジャケを見ると、今回のDSDトランスファーはKevin Vanbergen (FX Copyroom)が担当したとある。FXはロンドンにあるスタジオで、楽器やスタジオレンタルなどやっている会社らしい。
http://www.fxgroup.net/Home


[機材:Vip Scout+Ortofon MC*20W vs. Denon 3930]


*付記:予約した際、ユニバーサルのカスタマーサービスに電話をし、「モノです」と確認を取った。しかし、実際の商品はまぎれもなく「ステレオ」です。