F1:デグナー、いいな~ (2010日本GP)

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超久々にF1日本GPを鈴鹿で観戦。
土曜日はどしゃぶりでしたが、日曜日は夏みたいな暑さに。

そこで前から気になっていたデグナーの“エクストラビューエリア”に行ってみた。
ダンロップカーブに沿って歩き、いったんゲートを出て、更に西コースへてくてく歩くこと10分。
(いや実際は5分だったかもわからんが、まあ、のんびり歩いていったのでそのくらいかかったかも。)

どんな観客席かと思ったら、要は土手を階段状に加工しただけの土&草の席だった。
(肝心のそれを撮り忘れた)
当然ながらデグナーの1つ目と2つ目の全体がよく見える。上のような感じ。

ここの何がいいって、やっぱりその雰囲気。
席が東向きなので目に直射日光があたらないし、薮があるので後ろからの日差しも遮られて、暑いのにここだけはちょっと凊めで快適。

あと指定席じゃない分(?)なのか、いる人たちもまったり、ゆったり構えている。
ガツガツした空気がなく、各々がお互いの距離感を保ちつつセッションを待っているのだが、そこにはゆる~い空気が漂っていて。

もちろん指定席料金は不要。
で、尚かつ、比較的マシンのコースアウトぎりぎりのシーンやクラッシュを見れる確率が高い、ということでなかなかお得感のある場所でもある。

ただし、ビデオスクリーンはないし、場内アナウンスもほとんど聞き取れない場所なので、ラジオなど、それなりの準備は必要かと。じゃないと、レース展開がまるでわからない。たぶん今回のレース展開もその意味では厳しかったかも。

でもね、いいんですよ。
こういう場所がF1をやるサーキットの中にある、ということに意味があるわけで、そこに意義を感じる人もいるわけですから。

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で、レース前、マーシャルの皆さんが観客席に向かって挨拶。
コースがあって、その外に(場外の)道路があって(写真右下のすみにちょこっと見えている)、その外側に観客席があるので、物理的にはちょっとお互いと距離はある。
でも、この瞬間、マーシャルの皆さんと観客席に陣取る人たちの意識は一緒になってましたね。

「数ある鈴鹿のコーナーの中で、こんなマニアックな場所に来てくれた皆さん、ありがとう!」
とのマーシャル代表の方の言葉に、大拍手で盛り上がる観客席。

「そんなにクラッシュが見たいですかぁ~?!」
と振られると、更に盛り上がる観客席。

ま、それだけだったんですけど(いや、実際はビニール袋を飛ばしてしまわないように気を付けてください、という注意が本題)、「鈴鹿に来てくれて、ありがとう」なんていうメッセージまで見せられると、「ああ、やっぱり鈴鹿、来て良かった。。。」と思わず落涙、、、はしないけど、でもやっぱり嬉しくなるもの。そう、これが鈴鹿なんだよ、、、と。(結局、落涙)

次に行ったときは、3回あるフリー走行のうち1回はまたここに行こうと思う。

なんなんだろうな。

なんかなじむんだよな~、デグナー。