Beach Boys:Sunflower (180g重量盤LP/From the Capitol Vaultsシリーズ)ゲット!

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Beach Boysが1970年に発表したアルバム、Sunflower。たぶん、このバンドの歴史上あるいはロック/ポップスの歴史上、最も過小評価されているアルバムの1枚かと。

個人的にはUS、UKの各オリジナル盤LPに加え、ドイツ盤、日本盤LPも持っているのだが、今回はCaitolの再発シリーズの一環としてSurf's Upと同時に発売となった180g重量盤を入手。音源になっているのはデジタルマスターだと思われます(このシリーズのPet Soundsがそうだったので)。

さて、S急便で到着したブツの梱包を開けてみると……、ありゃりゃ、左上の角が思いっきりつぶれている。しょーがないので交換手続きして待つこと2日、今度はゆうパックで到着。すると今度は完璧な状態。

開けてみたらちょっとしたサプライズが。

上の写真の通り、インナーがオリジナルタイトルの“Add Some Music”バージョンのジャケのレプリカというわけ。元々は“Add Some Music”というタイトルで発売予定だったんだよね~。けど、ワーナーのお偉いさんたちが、当初予定の収録曲に難色を示し、その後、Cool, Cool Waterなどが加えられ、更にタイトルが“Sunflower”に変更されてようやくリリースされた、と。

肝心の音ですが、なかなか良好。2000年のCDバージョンと比較したら、当たり前ながら音の傾向はほとんど同じだった。しかし……、ん~、ン~、ときどきノイズがはいるぞこれ。ほんの一瞬なんだけど。

This Whole Worldのクライマックスとも言える、最後のアカペラの冒頭、カール(?)のハイトーンの“Woo, woooo”のところ。“ザッ”というノイズが一瞬左チャンネルから……。クリーニングしても消えないなぁ。

試しにUSオリジナル盤聞いてみたが、そんなノイズは当然ながら入っていない。

うーん、この重量盤もけっこういい音しているんだけど、これを考えるとやっぱりオリジナル盤に軍配が上がる、かな。