Beatles: Yesterday and Today

黒い帯がセレブレーションの雰囲気にそぐわないように感じるが。
(昔ユニオンで見た海賊盤に近い印象すらある^^)

ジャケの張り合わせが逆だというのは既報どおり。
日本盤はこの辺やテクスチャーがより正確になるのかな。

個人的に、微妙なミックス違いが入っているがゆえに(それ以外の曲はある意味無駄であることを承知で)買うという購買理由・購買行動そのものを追体験しているということを改めて認識。ビートルズのUS盤というのはあくまでそういう存在であったなと。独自ミックスが聞ける嬉しさ半分、お金をちょっと無駄にしてしまった後悔半分、みたいな。つまりはコレクターズアイテムの領域の1枚。アルバム1枚トータルとしての味わい深さはやはりUKエディションには到底及ばない。UKエディションを聞いているときほど、集中力も高まらず、ゆえにリスニング体験も浅薄なものに終始する。個人的に、だが。

しかし、であるならば、SFFの66年ミックスを収録したMMTも出してもらいたかった。ITWもあるし。この盤に収録のDay Tripperを聞くと尚更。ジャケしか存在意義のないHey Judeを出すよりもね……。
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