Adele: 25 on vinyl

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話題の1枚。

1度聞いたばかりだが、どうなんだろな、なんか違うというのが正直な現時点での感想。

歌のうまさに支えられた表現者の部分が魅力だったのだが、本作では職業歌手的な、というか、歌うまいでしょ、という方向に行っている感が。アレンジもちょっとなどうなんだろ。ある意味古くさい。前作まであった時代の先端を行っているような音の感覚がない。スタンダード曲のようなリバーブのきいたオーケストレーションがいまいち。というより、そこは積極的に気に入らないかも。先の2枚が超絶に売れてリソース的にもプロダクションを贅沢にできるのはわかるが、そのまま贅沢になっただけという。今の所聞き所はシングル曲の出だしのはいりの部分、っていうのはどうなんだ。実際、そこがピークであとはどんどんだるい方向に。ん~、ターゲット層じゃなかったか。The RiverからBorn in the USAにいったんだったら許せたが、これだとThe Riverの次がHuman Touchになってしまった感じ。次の次の作あたりに期待。

ダウンロードコードは残念ながらなし。

両面とも、最後の2曲くらいから、音の劣化がわかります。